2013年5月8日水曜日

税関事務所"Zollamt”

前回、「EMSの行方」にて書いていたとおり、日本からの小包に関して確認があるので出頭せよとの通知が届いたのですが、意を決して行って参りました。

U6の地下鉄を使用するため、universität駅まで歩いて行き、北上する電車に乗りました。
途中のMünchener Freiheitにて、乗客がほとんど降りていったので、悠々と座れる!と思ったのも束の間、実はその駅止まりの電車でした(汗)
どこかしらのおじさんが、同じように座ってた女性に対して何か言っていたのを見て察しました。
そのまま座っていたらどうなっていたことやら…

前置きはさておき、無事、Garching-Hochbrükまで到着し、Zollamtへ向かいます。
バスがあるようでしたが、30分に1本程度だったし、歩いても15分ほどだったので、歩いて行きました。
道中の写真です。
通りの名前は Zeppelinstraße(ツェッペリン) 
なるほど、いかにも強そう。

大きなトラックが走っていたりするのを見るに、運送の拠点となっている地区なのではないでしょうか?




そうこうしているうちに着きました。
これが“Customs office” ドイツ語で “Zollamt”
緊張してきました。

中へ入り、何やらドイツ語で「向こうのデスクへいけ。」というようなことを言われました。
やんのか?お?

素直に従って、デスクの上に自分が送った荷物が出てくるのを待っていました。

いよいよ決戦の時。

最初はもちろんドイツ語で何やら言われたので、“Sprechen sie Englisch?” で切り抜けます。
運の良いことに、その兄ちゃんが英語を喋れて(やるやないか)、

兄「ここで手続きを進めてもいいですか?」と聞かれたので、
私「どうぞ」
兄「中身は?」
私「服とか、食品とかです」
兄「中身見たほうが早いね、開けてもらってもいい?」
私「もちろん」

と、ここで、ダンボールを開けます。
ひとつひとつ確認されるのか???

と、思いきや、大雑把に確認されて、確かにそうだね。
的な感じで終了。

兄「何も支払う必要は無いから、ここにサインして。」
サインしながらも、
私「え、支払わなくていいの??」
兄「ああ」

兄「車で来たの?」
私「歩き。というか電車」
兄「持って帰る?送ることもできるけど?」

お金が掛かると思ったので、
私「持って帰るよ。」
兄「まじで?めっさ重いよ、確認してみな?」
私「ホントだ。で、送るのにお金は掛かるの?」
兄「掛からない。けど、明日Deutche Postに出すから、受け取るのは遅くなるよ。」
私「じゃあ、それで。」

という感じで、箱を閉じて、すべての手続きは終了。
悲劇を予想していただけに、この展開には呆気を取られました。
でもお金を支払う必要が無くて、本当に良かった。

しかも、帰りは学校帰りの人が多かったのか、結構いっぱいの電車だったので、再発送してもらって本当に助かりました。
これで荷物到着した時に、金払えとか言われ無ければいいですが。

写真はZollamtから駅に向かって少し歩いたところで見れる風景です。
あたり一面、何もありません。
関税を支払うことになっていたら、この風景もこんなに綺麗に見えなかったことでしょう。
ありがとう、窓口の兄ちゃん。


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