ABUロボコン日本代表決定戦(日本予選)が今日開催されました.
http://www.official-robocon.com/jp/daigaku/daigaku2013/index.html
大会のニュースが見れます(いつまで公開されているかわかりません)
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20130609/k10015181001000.html
うちの大学は,2005年に僕が1年生だったとき以来の予選リーグ敗退でした.
結果が結果だけに,ニュース映像にも全く映っていません.
すこしでも母校が映っているとうれしいし,映っていないと悲しいし悔しい.
単純だけどOBの僕は今はこんな気持ちです.
僕は,「よく頑張った,惜しかった」などという言葉は決して掛けません.
なぜなら僕が現役のとき,そういう類の言葉を掛けられるのがとても悔しく,嫌いだったから.
気を遣ってくれるのはありがたいのですが,だからこそ申し訳なく思っていました.
そして,それを言わせないために勝つことにこだわり,一心不乱にロボコンに打ち込んできました.
じゃあどういう言葉を掛ければいいんだろう?と考えると答えはなかなか出てきませんが...
それにしても,予選リーグのわずか2試合で,1年間傾注してつくったロボットを,その努力の証を公の場で披露する機会が閉ざされてしまう.
つらいですが,勝負の世界ではこれが現実です.
1年間のうちどれだけ打ち込んだか,その2試合で実力をどれだけ発揮できたか知りませんが,その1年間は,まず第一に,この2試合を勝ち抜くことのためであるべきだったはずです.
「練習では動いていたんだけど本番では...」なんて言うチームは論外です.
その努力は,その後の決勝トーナメントで勝ち抜くことで正当化され,優勝することで報われることでしょう.
きっと,勝ち残ったチームはそのための準備を怠らず,とことん追及してきた結果です.
勝者には最高の賛辞を送りたいです(これから世界大会がありますが,それはまた別で).
「あくまでも結果がすべて」というのは少し厳しい言い方かもしれませんが,勝負の世界では,ある瞬間を境に勝つか負けるかが決まり,それ以外はありません.
勝敗にこだわってやってきた人にとっては,その時が“いつ”なのかというのを決して忘れてはいけません.
そして,その時を迎えるために費されてきた「それまでの過程」があって初めて,その過程が評価されるべきだと思います.
ま,要は,
その結果で満足な奴はそれでいい,それに不満があるやつはもっと上を目指す努力をしろ.
ということです.
僕も今の道ではまだまだです.これからも精進します.
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