2013年12月28日土曜日

新年旅行計画(出だしで頓挫)

1月2日から4日まで、パリとモンサンミッシェルに行く予定でしたが、ミュンヘンーパリ間の電車はどれも満席で、結局買えなかった。

友人に教えられて、はじめは駅中央にあるインフォメーションカウンターに行きましたが、インターレールパスはここじゃないよ、とチケットカウンターを教えてくれました。

チケットカウンターは、番号札式になっていて、割り込みとかを気にせずに待っていられたのでとても快適でした。
※ドイツと言えど、割り込みをする人がたまにいます。

50組ほどの待ちでしたが、30分ほどでしょうか、待っていたら順番が回って来ました。

カウンターには40代のおじさんが。
英語はあまり上手ではありませんでしたが、とても親切に対応してくれました。

まずはインターレイルパスの購入を試みました。
6ヶ月以上ドイツに滞在していることを証明できるものが必要なのですが、パスポートにビザがあるし大丈夫と思っていたら、おじさんが、「住んでいる場所がわからないねぇ。」ということになって、買えるのかどうか怪しい空気に。
でも他の係員の人にも相談しながら、日本人だけど、既に6ヶ月以上住んでるみたいだし、大丈夫ですよ。
となって、購入できることを確認出来ました。
ちなみに、駅ではその日に発行してもらえるようです。

その後、パリ行きの電車の予約にとりかかりましたが、予定していた電車は既に満席。
さらに、同日の電車すら全て満席で、予定していた次の日の朝しか空いていないとのこと。
1日ずれるくらいならいいかと思い、帰りの電車の状況も調べてもらいましたが、結局帰りのほうがひどく、ほとんど空いていませんでした。

ドイツからフランスへの電車は、全席指定が基本らしく、席が空いていなければ、フランスへは行けないことになります。
おじさんも、「NO Seat, NO Ticket」としきりに言っていました。
また、どうせこの時期は混んでるだろうから、どこなら行きやすいかを聞いてみたところ、オーストリアのウィーンや、チェコのプラハは、地域特急も出ていて、予約がいらないので行ける可能性が高いよと教えてくれました。

このやり取りで30分以上でしょうか1時間いかないくらい。
インターレールパスとパリ行きの電車について色々調べてもらったのに、とても申し訳ない気がしました。
でもとても親切だったので、たっぷりお礼を行って帰りました。

2013年12月23日月曜日

ドイツ人から見た,ブンデスリーガに所属する日本人選手

友人に聞いたブンデスリーガに所属する日本人選手人気1位は,

岡崎慎司

だそうです.
シュトゥットガルトとマインツの2チームで常にスコアラーとして活躍してきたからだそうです.

ちなみに,香川は岡崎を抜いてダントツで人気がある日本人選手だそうです.

また,長谷部はヴォルフスブルクでブンデスリーガ優勝時にチームをけん引した一人として有名で,ドイツ人は「ハズィベ(seの発音が,ズィとなる)」と呼ぶそうです.

内田も長谷部と同様に長くドイツでプレーする選手として有名.
彼は「ウシダ(chiがシの発音)」と呼ばれています.

細貝も,レバークーゼン->アウクスブルク->レバークーゼン->ベルリンと,数々のクラブを移動しながら活躍していて,知名度があります.
ベルリンの監督をしている人が移動するたびに,細貝も移籍しているそうです.

清武は,香川と同じクラブから移籍してきて,ニュルンベルクで活躍しているので有名とのこと.

他にも,乾や酒井2人がいますが,今日の会話では出てきませんでした.


会話の中で,なぜこれだけ多くの日本人がブンデスリーガで活躍してるんだろう?
ということを聞かれましたが,う~ん,よくわかりませんでした.

英語で旅する日本とは

ドイツ人の友人で,日本のことをとても良く知っている人がいる.
いつも僕に親切にしてくれるので助かっています.

そんな彼は,先月僕が日本に一時帰国した時に日本で開催されていた学会にも参加していて,約10年ぶりに日本に来たそうでうが,東京での英語対応にすごく驚いたそうです.

日本人からすると,日本でどの程度英語が通用するかなんて知ることはできないので,とても興味深く話を聞きました.

例えば駅の案内板.
昔は英語の表記が無いところもあったそうですが,今はどこに行っても日本語と英語が書かれているそうです.
確かに,電車に乗っていても,案内表示のディスプレイに英語が表記されているのも見ることができます.
友人は,「オカチマチ~」「アキハバラ~」とおちゃめに言っていました.

あと実は,僕が日本人だからか,IC乗車券を使用するから気付かなかったのかもしれませんが,電車のチケットにも英語が印刷されているようです.



ここで一つ気になったのは,駅の係員の英語対応について.
案内表示や切符は英語に対応していても,何かトラブルがあったときに英語で対応してもらえなければあまり意味のないもの.

これに関しては,人によってもちろん違うものの,ほとんどの人はある程度の対応はできる(してくれる)そうで,日本に来たときにはとても流暢に英語を喋る係員がいて,その人に助けてもらえたそうです.

なんだかんだで英語の重要性が世の中で叫ばれてきて,教育プログラムの改善もあったおかげか,日本人の英語能力は改善されてきているんですね.
東京オリンピックに関して,日本人の英語力改善は必須だという記事を見たことがありましたが,そういう活動も活性化して行けば,もっともっと改善されていくような気がします.


ところで,彼らが日本に滞在していた時に,小学生の集団に英語で絡まれたそうです.
小学校で英語を習っていて,実際に使う機会が欲しいと,話しかけてきたそうです.
何と積極的な,勉強熱心な子たちだ!!
友人もそんな彼らにとって,英語で話すことは重要だと,積極的に相手をしてあげたそうです.


日本って,気付かないうちに変わっていたんですね.
自分も小学生の子たちに負けないように頑張ろう.


あ,ただし,彼が四国に行ったときは,日本語以外何もなくて途方に暮れたそうです.
一歩都市圏を出るとそうなってしまうのも問題だと思うので,そう言った所も改善されていけばいいですね.

2013年12月22日日曜日

記憶力を養うために?

昨日のニュルンベルクからの帰りに,後輩と映画や本に関する話をしました.
しかし,昔見た映画や読んだ本の内容を思い出すのは難しい!
深く印象に残ったものや,逆にひどかったものは比較的多くのことを覚えていますが,「よかった」程度のものについてはなかなか思い出すのに苦労します.

その時気付いたことですが,定期的にそういった話をしながら,ちょっとずつそれらのことについて思い出すだけでも,脳が活性化して,記憶力のアップに繋がるのかなぁなんて思いました.

まぁ,そういった話をするだけでも楽しいし.

FCNürnberg観戦(2回目)

前回観戦に行ったときは,ハンブルガーSVに対して0-5の大敗を喫しました(ここ).

そこから監督も代わり,すでに2ヶ月以上が過ぎましたが,未だに今季未勝利.
今回は,内田の所属するシャルケとの試合であり,クリスマスマーケットの時期でもあったので,初勝利を見届ける覚悟で再度観戦しに来ました.
ニュルンベルク駅ではホームをたらいまわしにされ,前回同様に満員電車でスタジアム駅まで行きました.
またチケット購入後も入場ゲートを間違ったりして,結局試合前の練習は見れませんでしたが,今回も無事けがもなく,観戦をすることができました.
ウシダ!いぇーい
キヨタケ!いぇーい
以前よりもディフェンスが機能していて,攻撃のチャンスも多かったことに驚きました.
清武も長谷部も惜しいシュートを何本か放っていました.

友人曰く,ディフェンスのボール処理はもう少し危険を冒すことなくやった方が良いと言って,評価はあまり高くありませんでしたが,なにせ前回は,ゴール前で簡単にフリーにさせるわボールを簡単に通させるわ,いわばザルの守備だったわけですから,この進歩には感動しました.

更に攻撃に対しても友人は,後ろから高いボールを送り込むだけの単調な攻撃と辛口コメントをしていましたが,前回はボールを持たない選手の動きの悪さからか,長谷部-清武のラインしか生きておらず,清武までボールが渡っても,パスの出しどころが無く相手につぶされてしまうような展開でしたから,ディフェンスからの大きい球をフォワードが動くことによって受けて,シュートチャンスをつくれるだけでもすごかったんです.

まぁ,結果は0-0の引き分け.
シャルケはボアテングは試合に出ていませんでしたし,けが離脱している主力選手も多いと聞いたので,本来の攻撃ほどの迫力はなかったとは思いますが.

それにしても.ニュルンベルクの今季初勝利はまたしてもお預けとなりました.

ここまで来ると,ニュルンベルクの勝つところに立ち会いたいという気持ちも強くなってきました.
でもせっかくなら日本人のいるチーム,もしくは有名チームとの試合を見たいと思っています.
今のところ,2月8日のニュルンベルク対バイエルン戦が有力候補です.
チケット取れるといいな...
あと,こんど機会があれば,ニュルンベルクの練習にも行ってみて,サインとかもらえればなと考えています.


清武のコーナーキック
コーナーキックでは内田はゴールの中にいます.
誠♡清武の応援ボードを持参してきた日本人もいました.
ウシダとキヨタケ

そういえばよくニュルンベルクファンのドイツ人たちに,キヨタケ!キヨタケ!と絡まれました.
ニュルンベルクファンは,日本人を見ると,キヨタケ,キヨタケと言ってきてくれます.
(ハセベはまだそこまで馴染んでないのかな?シャルケファンでウシダ!ウシダ!という人もいましたが)

そんなドイツ人たちの中でも,少し変な,怪しいおじさんにも電車待ちの時に絡まれたんですが,
相当キヨタケが好きなのか,投げキッスの仕草をしながらキヨタケ,愛してるぜ.みたいなことを言っていました.友人のキヨタケマフラーにもキスをして,付加価値をつけてやったと言っていました.

あとは帰りの電車の中でも,相当酔っぱらったニュルンベルクファンに,なんと言っていたのかわかりませんが,とりあえず僕に対してキヨタケ!を連呼して来たり,友達を呼んできて,ここにキヨタケがいるぜ!みたいな感じで言われたりしました.
そう言えば清武も髪を染めてたかな?
ドイツ人には僕が清武に似ていると感じたのかもしれません.
ニュルンベルクファンに,Fussball-Gott(サッカーの神)とまで言われるキヨタケ氏に似ていると思われて声を掛けられたのであれば,大変光栄であります.

2013年12月17日火曜日

クリスマスパーティー

昨夜はクリスマスパーティーが研究室であった.
研究室でというのは,まさに研究室で催されたという意味で,実験用の広いスペースにテーブルを出して,ケータリングの食事やビールが振る舞われた.
ちなみに同様に一度パーティーが開かれたこともある.

毎度思うけど,普段実験している場所でこういったことができるのは素晴らしいと思う.
わざわざ店を予約する必要もないし,安く済むし.

日本に帰ったらこれも実践してみようと思う.

さて,昨夜のパーティーでは,クリスマスならではというか,会の始まりに,サンタや天使,悪魔のコスプレをした研究室メンバーが現れ,その年に活躍した人を挙げてたのかな?サンタが数人の名前を挙げながらなんか言って,その人たちは天使からチョコレートとみかんをもらっていた.

そんなこんなでパーティが始まり,食事をとりながら,ビールを飲みながらワイワイやっていた.
途中で,手作りの Feuerzangenbowle というクリスマスならではの飲み物が振る舞われた.

クリスマスと言えばGlühweinだが,これはその少し大人版のようなもの.
Glühweinの上に,橋を渡して砂糖の塊を乗せ,それに火をつけた80度のラムを掛けながら溶かしていくというもの.
マーティンが得意げに作ってくれました.



カラメルとラムのおかげで,ガツンと殴られたように酔いが回る飲み物なんだとか.
結構おいしかったです.

食べて飲んで話しまくって,良いクリスマスパーティーだった.

2013年12月4日水曜日

素敵なドイツ人の苗字

ドイツの苗字は変わったものが多いということを知りました.

サッカー選手でドイツっぽい!と友人が良く言うのが,

シュヴァインシュタイガー!!

力強い感じがします.

しかし,この苗字,実は

豚小屋

を意味するそうです.

アルファベットで書くと,Schweinsteiger.
Schwein は豚.
Steig が小屋. それに人を表す er を付けて,
Schwein-s-steig-er

になるそうです.
さらに面白いのが,ドイツ語でBad(悪い) を意味するSchlecht さんや,Fuck を意味するFick さんもいるとのこと.


ちなみに,僕のお気に入りのFC Bayernの選手,
Mario Götze (マリオ ゲッツェ) のGötzeは,
アイドル を意味するそうで,安心しました.

2013年11月29日金曜日

高専ロボコン2013を振り返って

去年の決勝戦の再試合の判定もそうだったけど,やっぱり今年も心に引っかかるというか,何度も思い返す試合というのがありました.
誰も見ていないだろうと思うので,ここに書いておきます.

ちなみに今年のも決勝戦で,徳山VS奈良の試合.

まず,試合前には徳山のトラブルで,30分程度の中断,徳山にとっては修理・調整時間がありました.

「徳山だけ調整時間があって,奈良に無いのは酷いじゃないか!」

という声もありましたが,奈良にもきちんと調整が必要かの意思確認はしています.
その上でのスタートゾーンに置いたままというものでした.

試合前に徳山がこのようなトラブルに見舞われたのもあって,実力で圧倒的上回る奈良の勝ちを予想していた人も多かったと思います.

しかし勝ったのは,徳山.


負けた奈良は自分たちのせいだというようなことを言っていました.
そうではあるんですが,実はそうでもないかなというところがあり,ずっと心に引っかかっています.
正直に言うと,奈良には試合前に徳山に関する情報を流していたのです.
ずっと待たされる奈良の心境を考えると,と言うとそうかもしれませんが,それがある種間違った情報であった可能性が高かったというのが問題でした.

奈良に渡った情報は,

「時間もないので徳山にはとりあえず出てもらいますが,ほとんど動きません,いつものようにやれば勝てますので」

次に情報が修正され,
「徳山は動くようですが,万全ではありません.いつも通りで大丈夫です」

といった感じのもの.
これを信じた奈良は,速さではなく,安定性を取る戦略に切り替えたそうです.

そして実際に試合が始まると,徳山はいとも普通に,奈良に追い付け追い越せといった感じで動いていました.

奈良はこれに関してどうこう言っていませんでしたが,「万全ではない」と伝えられたロボットが動いて,自分たちに迫ってきているのを目の当たりにして,選手たちはどう考えたでしょう?
それが原因とも言いませんが,試合中に相手の様子を見ることはできないでしょうし,結果,奈良は途中で失敗し,負けました.


決勝終了時点で,得点を表示するディスプレイは118:118の同点を示していました.
両校の選手は同点と思っていたでしょう.
しかし結果は徳山がわずかに上回る124点で優勝.
主審の私は,この結果を伝える必要がありました.
つまり,奈良の選手に敗戦を伝えるということです.

僕は結果を伝えた後の奈良の選手たちの落胆の反応を未だに忘れられません.

間違いなく今大会No.1のロボットを作ってきた奈良でしたから,自信もあったでしょう.
そして,ディスプレイに示された点数は同点,もう一回やれば勝てると思っていたかもしれません.
それだけに,ショックも大きかったでしょう.


この試合の奈良にとっての敗因の少なくとも数パーセント,もしくはコンマ数パーセントに運営側の影響が入っていたように思います.

僕は少なくとも,対戦相手の状況,強いては戦略の指示については控えるべきだと思っていました.
余分な情報を与えるより,緊張感を持って試合に挑めたでしょう.

それが悔やんでも悔やみきれません.


これが唯一ではありませんが,今大会では,運営側の影響で実力を出し切れないチームが他にもいくつかありました.これは後日時間があれば書こうと思います.


何のためのロボコンか,それは高専生のためというのは自明です.
では我々サポートする側は何をどうすべきかというのも明らかなはずです.


長くなりましたが,このことを忘れず,これからも関わって行くつもりです.


という将来の自分へのメッセージでした.

2013年11月27日水曜日

時差ボケ?

これを時差ボケと言うのかな?
とりあえず今は何もできないというか,やる気が起きない感じ.

昨夜は21時過ぎに就寝し,0時ごろに目が覚め,次に起きたのは5時ごろ.
それから寝るに寝られずずっと起きている.

今は早く帰りたい気分満載.

2013年11月26日火曜日

高専ロボコン2013全国大会

一時帰国の予定を少しだけ伸ばし,高専ロボコン全国大会の主審をしてきました.
地区予選は後輩にお願いしておいて,全国のおいしいところを持っていくちょっとダメな先輩でしたが,そうしてまで今年主審をしておいて良かったと思っています.

と言うのも,2年連続で全国の主審を任されて,それなりに問題なく終わらせることができたので,来年も上野にという一つの流れができたから.

これが今年は違う人がやっていて,来年は僕がやることになれば,なんだかブレているというか,パズルの肝心ピースが埋まらないような感じになるのではないかと思うし,そうなれば今年やった人が来年も引き継ぐのが良いような気もするし,つまり今年がターニングポイントになったのではないかと思っています.

木村先生直々に後継者の称号を頂けたので,今後は清水先生,木村先生,大金先生と脈々と受け継がれてきたロボコン審判の座を引き継ぎ,次の世代が現れバトンタッチするまではきちんと務めようと思っています.
もちろん,ただ単に与えられた仕事をこなすだけでなく,現役の人たちがやりやすくなるように,何か変えられるところがあれば変えていくことも仕事の一つだと思っています.

指導者にはならないのかとよく言われますが,今まで指導がうまくいった試しがないので,僕はこうして,こういう道もあるんだよと言うことを後世に伝えていき,何かの足しになってくれればと思っています.
ロボコン経験者が指導教員となり,さらには高専の長になる人も出てくるであろう今後,良くも悪くも色んな方法でロボコン経験者を導ける人が出てくることは,これから経験するであろう人たちにとってもいいことだと思います.

そんなときに,ロボコン経験者の審判として,一つ歴史に名を残せれば,こんなに嬉しいことはないなと思っています.

日本のビール

ドイツへ戻るときに日本のビールを持って帰ると宣言していたのにも関わらず,忘れてしまったアフォな人間です私は.

とはいえ,日本で色んなビールを飲んでみて,違いも分かったので書いておこうと思います.

まずはじめに発泡酒ですが,帰国前は発泡酒飲んだら「うぇ,まずッ!!」てなるんじゃないかと心配していましたが,ぜんぜんそんなことはない.
ビールでは無いなというのはわかった程度で,むしろ良くできていると思いました.


そして,ビールは色んなものがあるけれど,今回飲んだのは,ヱビスにプレモル,キリンラガー,アサヒスーパードライ.
ヱビスとキリンラガーは似たものがあるけれど,キリンの方が若干苦みが残る感じがした程度.
味はドイツのものよりも少し香りが少ない程度でおいしかった.
プレモルは日本では特別な日にと言う感じがあるけれど,僕は好きではなかった.
ホップのフルーティーな感じとでもいうのか,ほのかにそれが香る程度ならいいんだけど,前面に押し出してくる感じが僕は好きではなかった.
そしてスーパードライは,風味が少ない感じがした.外国人はそれが良いらしいが,やはりドイツビールとは畑違いな(比較対象が違う)気がした.

ということで,ヱビスやキリンが僕の中では好成績でした.


ドイツはドイツの,日本は日本の良さがあって,それぞれの国の料理に合うようになっているのかなと思いました.
ドイツ料理はシンプルな味付けのものが多い分,ビールの香りなどが活きるのかなとも思うし,日本料理には控えめな香りが良いのかなと思ったり.

ともはれ,ドイツ帰国後に最初に飲んだビールはやはりおいしかった.
ドイツはビールとソーセージの国であることを再確認した日でした.

ドイツ帰国で思ったこと

ドイツへ帰ってきた.
ドイツ帰国と言うのかどうか迷うが,やはり「帰る」という表現が素直に出てきている時点で「帰国」になるのだろう.
生活の基盤が出来上がっているからこその「帰る」という表現になるんだろうなと考えている.

返ってきた初日に降雪+積雪があり,僕が雪を連れてきたような感じになっている.
本格的な冬がやってきたなという印象である.

さて,日本へ帰ったときは,日本に対してショックを受けることがあったのだが,ドイツへ戻ってきたら戻ってきたで,やはり日本とは異なることに目が行った.

それはドイツ帰国後最初に気付いたことだが,電車が出発するときに何も言わないことである.
日本であれば,電車がホームへ到着するとき,出発するとき,ともにアナウンスがあるが,ドイツではそれが無かった.

そこで改めて考えてみると,ドイツでは,個人と個人であれば温かみを感じることができるが,対複数人になった場合にとても冷たさ感じることがわかった.
テレビのあるチャンネルの放映が終了することを周知しないのも然り.

日本はどうかと言うと,対個人においても対複数においても,どんな批判が起こるかわからないので様々なケースに対応する必要があり,それが良くも悪くもマニュアル対応を促す結果となり,個々に対しては冷たさが,複数に対しては気配りが感じられるという結果になっているのではなかろうか.

色々考えてみたが,当然これは,これまで築き上げられてきた文化から生じた現象であって,それぞれ一長一短があり,どちらが良い・悪いという問題では無いのである.
こういうことを確認できる機会はそう無いことなので,やはり今回の経験はとてもありがたいことである.

2013年11月3日日曜日

帰国、開口一番

先ほど無事に成田空港へ到着しました。
飛行機は、ボーイング787で、トイレにウォシュレットはついてるし、サービスも良く、とても満足でした。

そして、成田空港へ到着して東京駅へのバスに今まさに乗っているのですが、それまでにかなりショックな出来事がありました。

まずひとつに、高速バスのチケットを買い求めるべく、とりあえず窓口にいる人に聞いて見たんですが、そのときの対応が酷かったこと。

目を合わせようともしないし、笑顔もない。
結局、こっちが買おうと思ってたチケットとは違う会社の窓口だったようで、隣の窓口に回されました。

それにしても帰国早々、なんと後味の悪いことか!
ミュンヘンであれば、たとえ窓口を間違っていたとしても正しい窓口を親切に教えてくれて、最後は笑顔で別れますよ。
良い旅行をなんて言ってくれる人もいるし!

そして二つ目はバスに乗ったとき、空気の暗いこと。
皆スマホをいじっているのか、下を向いてる人が多くて、どんよりしたものを感じた。
そしてもちろん誰も目を合わせようともしない、というか、こちらを見ようともしない。
これまたミュンヘンであれば、一人くらい目があって、笑顔を交わすくらいのことはするのである。

もぅ怖い、怖すぎるよ、日本人


帰国前は日本に帰るのが楽しみでしたが、なんだか今は早く帰りたい気分。
こんなでは海外の友人に自信を持って紹介できない…
まさかこんなことを思うとは思ってもいませんでした。

2013年11月1日金曜日

一時帰国の前に思ったこと

帰国の時期が決定してから,ごくごく最近までは,帰ってから何をしようかと考えることが楽しかったのですが,帰国直前になってからは,ドイツを離れることに寂しさを感じ,日本へ行くことに不安を感じるようになりました.

ちょうど日本からドイツに来る時に,それまで慣れ親しんだ環境から離れるときの感覚に似ています.

なんだかんだで,こっちではこっちの環境に馴染んでいたのだということを実感できました.
特に研究室の友人から,そんなに長く帰っちゃうの?寂しいなぁ.ということを言われると,ちゃんと僕の居場所が研究室にはあったのだということを認識させられて嬉しく思う反面,その居場所が自分のもとから離れて行ってしまうのではないかと言う不安も感じました.

ドイツから完全に引き上げるのは2月で,あと4か月しかありません.
それまでに,研究ももちろんですが,人間関係でも悔いのないように過ごしていきたいなと思いました.

とまぁそんな思いを胸に,明日の夜,ミュンヘンを旅立ちます.

2013年10月31日木曜日

海外,外国

日本にいるうちは,「overseas」という海外という意味の言葉を使う機会がありましたが,こっちへ来ると,国を超える際に,「海の外」という表現はしないのかな?などと思い,外国,国外を意味する「foreign」,「abroad」という言葉を意識して使うようにしています.

今回の日記は,こういった変化を忘れないためのもの.
これだけ.

外国で外国人と日本食を食べる

先日,ラーメン屋「匠」へ行ってきました.
匠は,日本とほぼ同じラーメンを食べれるお店で,日本人はもちろん,ドイツ人や中国・韓国人もよく見かける人気のお店です.

いつもは,日本人や日本をよく知っている友人と行くのですが,今回は6人中1人の日本人として行ってきました.

匠が大好きなドイツ人一人を除いて,他はほぼラーメンを食べたことのないような人たちばかりだったので,皆からメニューについていろいろ質問を受けたり,店員さんとのやり取りをお願いしたりと,少し忙しい感もしました.
ただ,これだけ日本に興味を持ってもらうことはそんなにないことなので,なんだか嬉しかったです.

自分で日本食をつくって皆に振る舞うとか,そんなことができればいいですが,やはり家に呼んだりするのは勇気がいるので,こういったお店の存在のありがたみを感じました.

今度日本から帰ってくるときは,日本のお菓子をいろいろ買ってきて,研究室の皆に振る舞おうと思います.

2013年10月30日水曜日

輸入

いま,帰国へ向けて,日本からドイツへ持ち帰るものを考えたりしています.
最初にドイツへ来るときは,ラーメンやカレー,味噌汁などのインスタント食品を揃えてきましたが,今欲しいのは,カレールーや鍋の素,お好み焼きソースなど.
あとは,袋めんも束でたくさん入ったうどんやそばも欲しいところ.

ドイツで手に入る食材が分かってくると,何が作れるかも分かってくるので,わざわざ高い日本食スーパーで購入せずに済むような食材が欲しくなってきました.

そんななかで,これはいいぞ!と思ったのは,日本のビールを持って帰ること.
ドイツのビールは持って帰れるけども,それができるのは缶に入っているもののみで,ごく限られます.
日本のビールを持って来れば,ドイツの本当においしいビールと比較ができるので,とてもいいアイデアだと思いました.

2013年10月27日日曜日

秋の訪れ,というか,素通り感

10月半ばあたりから,木々の葉も色づき始め,綺麗な景色を楽しむことができました.
ミュンヘンは街中であっても多くの木が植えられているので,それも含めた景色を楽しめるところが良いところです.

しかし,葉が散るのがものすごく早い!
1週間前の様子がこちら,

そして,その1週間後にはこうなりました.

町中に植えられた木から落ちる葉っぱの量も半端じゃありません.
1週間かけて,これでもかと落ちてくる葉っぱは,道路を埋め尽くします.
そしてそれは,放置されるわけでなく,清掃の職員が毎日毎日かき集めているわけです.

これは本当に大変そう.
だって,かき集めそばから葉が落ちてくるわけですから.
そんな彼らのおかげで,ミュンヘンの景観は保たれています.
ありがとう.

日照時間の短いドイツ.
夏もあっという間で,夏日と呼べる日は数えるほどしかありませんでした.
秋の紅葉もあっという間に去って行ってしまいます.
そして,待っているのは寒くて長い冬.




そうなれば,限りある楽しめる時間をとことん満喫する習慣も納得です.

サマータイム終了

10月に入ってからは言うほどサマーではありませんでしたが,サマータイムの終わる昨日は半袖で過ごせるほどの気温でした.
そしてサマータイムの終了は,翌日の午前3時.

今は8時ですが,これまでは9時でした.
日本との時差は7時間から8時間になります.


なんだかあっけなくと言うか,何事もなく,当然のように時間が切り替わるのは少し気持ち悪い気がします.
また,自然に流れていく時間を,キリスト教の人たちが自分たちのいいように調節しているというのも変な気持ちがします.

ということで,サマータイムも終了したということは,日照時間はどんどん短くなるということ.
少し寂しい気もしますが,こういう経験ができるのも,1年通して留学することでしか味わえないことなので,少し楽しみでもあります.

2013年10月25日金曜日

まじ,

死ねばいいのに.

それは言い過ぎだけど,少なくとも部屋を出ていってほしい.
うるさい,集中できない.

2013年10月24日木曜日

航空券の値段

今さらながら,Lufthansaでチケットを購入した方が安いことが分かった.
ANAなら950ユーロが,920ユーロで買えるよう.

そして,その他の国へのチケットを調べてみたら,ロンドンやパリへは往復250ユーロ,日によっては190ユーロ以下で行ける日もあった.

今さらながら,有名観光地は今後旅行する可能性があるからと,あまり行く気はしていなかったけど,日本からそれらの地へ行くよりも,ミュンヘンからそこへ行く方がやはり安くので,こっちに住んでいる間に行く方が負担も少なくていい気がしてきた.

2013年10月23日水曜日

有名レストランにはご用心

旅行へ来たときの食事はやはり,ガイドブックに載っているところに行くことが多いでしょう.
僕もこっちへ来てからまずはそういったところにも行きました.

しかし,最近知り合いをそういった所へ連れて行くと,ちょっとした問題があることに気付きました.

それは,いわゆる”ぼったくり”です.

やはりガイドブックにも載るほどのレストランですから,訪れる人も多く,その大半の人は財布の紐もゆるんでいるのでしょう.
そして,日本人はチップを支払わない人も多いのもその原因かもしれません.

会計前に渡されるレシートを見てみると,食べてもいないパン代が含まれていたり,ソフトドリンクがビールとしてカウントされていたり.

これまでそういった経験があるのは,ミュンヘンで最も有名なビアホール 「ホーフブロイハウス」 に,新市庁舎の地下にある 「ラーツケラー」 です.

どちらも大変満足できるビールに食事を提供するお店ですが,上のようなことをされると下に見られている気がしてあまりいい気はしません.

そういったことをされれば,チップを払わないようにしようと心に決めているのですが,指摘することだけに気を取られて結局チップを払ってしまうのがチョット残念.


みなさんも,ミュンヘンであれど,有名レストランでは”ぼったくり”が横行していると思うのでご注意ください.

ちょっとした心境の変化の変遷

ドイツ人というか,欧米人との付き合い方についていろいろ変化があったので忘れないうちに書いておこうと思います.

ドイツへ来たのは5月で,ほぼ半年前でした.
それまでも,研究室にドイツ人がいたことがあったり,学会で諸外国の人と話す機会もあったわけですが,やはり欧米人の前では緊張していました.
アジア人(主に東)に対しては緊張することは無いんですが,これは経験からくるものでしょうか.

とりあえずそんなわけで,初めは緊張しながらも,彼らは挨拶とアイコンタクトをよくするので,僕も負けじとやっていました.

そうするうちに彼らにとっての礼儀作法がなんとなく分かるようになって,いわゆる欧米人コンプレックスと言うか,緊張することも無くなりました.
そして慣れてくるうちに,欧米人っぽく振る舞う事に少し疲れてきました.

なのでここは敢えて,日本人として振る舞おうという気が出てきて,日本にいる時と同じように自然体で振る舞うようになりました.
挨拶やアイコンタクトはもちろんしますが,何が違うかと言われると,変に気張ろうという気が無くなったとでも言うのでしょうか.とりあえずそんな感じです.

そしてこれもある程度経つと,また違う気が起きてきます.
今はこの境地にいるわけですが,もうちょっと自我を出していこうという気持ちです.
今まではどちらかと言うと,みなに合わせることが多く,YESマンになっていたのですが,やはり自分の主張は通していかないと少しずつ疲れてくることが分かりました.

これからも心境は徐々に変わってくるでしょうが,今までの心境の変化を書いてみるとこんな感じです.

欧米コンプレックス -> 欧米化(まね事),慣れ -> 疲れて素に振る舞うも,周りには合わせる -> 自我を抑え込むのが面倒になる -> to be continued.....

2013年10月20日日曜日

近況など

まぁ,やっぱりと言うかなんというか,3年のうち1年を休学せずに研究するというのはかなり厳しい.
今頃になって,あれしろ,これしろと言われるのはきつい.
やらなかった自分がいけないんだけど.

来月を無事に切り抜けられるか心配.

ということで,11/2~25まで日本へ帰国します.

いつもはHISなどを介して航空券を購入しますが,今回はANAから直接購入して,往復950ユーロでした.
かなり安かったのでびっくり.
多分問題なく行けるとは思いますが,こういう買い方もあるということを今になって知りました.
それなりのリスクもあったりするのかもしれませんが,今のところそういうことは無いと思います.

2013年10月10日木曜日

Lasagna ラザニア

こっちの食堂ではラザニアがたまーに出ます.
このラザニアがとってもおいしいんです.
層状になった生地の間に,味付けされたひき肉が挟まれてて,上にはこんがりチーズ.
これが3.5ユーロで食べれるのは幸せです.

ふと,日本に帰ったら食べれなくなるんじゃないかと思って調べてみましたが,あるにはあるけども,大体どこも1000円以上みたいです.
サイゼリアにあったらいいのになぁ.

2013年10月9日水曜日

風邪ひいた

タイトルどおり,オクトーバーフェストを半分折り返したあたりから急に寒くなったので,体調を崩したようです.

2013年10月8日火曜日

FC Nürnberg vs. Hamburger SV 観戦

日曜日はニュルンベルク観光と,ブンデスリーガの観戦へ行ってきました.
ニュルンベルクには今,清武と長谷部が所属しているので,ブンデスで日本人の活躍を見るには良いチームだと思います.
そんなこともあって,スタジアムには日本人もちらほら.
僕らはチケットを予約して行ったので良かったのですが,他の日本人の中には予約していない人もいて,結構大変そうでした.
とは言え,天下のFCバイエルンに比べれば,チケットを手に入れるのは簡単なもの.
試合開始後も空いている席がちらほらありました.

試合前に練習風景を見ることができましたが,二人の日本人はやはり他に比べてかなり小さい.
長谷部は日本代表でもそんなに小さいイメージはありませんでしたが,チームの中では清武に次いで小さいくらい.


試合は終始,ニュルンベルクはペースを作れず,ハンブルガーにいとも簡単に攻め込まれる展開.
前半は1失点目で折り返すものの,後半に4点を追加され,0-5で完敗.
3失点目後からは失点を重ねるごとに帰る人も増えていきました.

スタンドからは徐々に人が減っていきました

この試合で二人の日本人は頑張っていたと思いますが(ひいき目),周りの選手が動かなさすぎでした.
長谷部-清武のラインは頻繁にいいパスが通っていましたが,結局その後に味方が動かないのでパスの出しどころが無く,手詰まり状態からの反撃を食らうという展開.
長谷部がパスをするときは,味方の少し手前にパスを出していたり,前線のプレスが甘いと前まで上がってきていたりと,周りを動かさせようという意図が伝わるプレーをしているのがわかりました.
清武も,前半は狭い範囲でプレーしていましたが,後半はかなりいいスペースを保ってチャンスを量産しようとしていたように思います.


ニュルンベルクでも特にひどかったのが,2トップとディフェンス.
2トップはただデカいだけで,スピードもない,テクニックも無いくせに,無謀にシュートを打とうとする.
ディフェンスは詰めが甘く相手にスペースを与え過ぎで,且つ裏も簡単に通されすぎで,屁のツッパリにもなってませんでした.


途中,清武や長谷部がミスをすると,「ハッ,ヤパーナー!(この日本人がっ!!)」と叫ぶオヤジがいましたが,こっちからすれば,「お前らドイチュがもっと動いてスペース作らないからだろうがっ!!」と言ってやりたいくらいでした.

いい結果を期待して行っただけに,0-5はちょっと頂けない結果でしたが,今後長谷部を中心として,チームをいい方向へ引っ張って行ってほしいものです.

2013年10月3日木曜日

会話の壁

昨日も例の先生とオクトーバーフェストへ行ってきた.
今回は,研究室全体のもので,他のメンバーたちも来ていたが,ほとんど先生と話していたと思う.

あれだけ話して思ったのは,なかなか話が噛み合わなかったということ.
そして話しながらその理由もわかってきた.

まず第一に,僕が意見を言った後の先生の会話が,
必ず 「いや,しかし,そうじゃなくて」 と,否定句から始まるということ.
昨日の覚えている範囲では,肯定で始まる例はなかった.
先生から意見を求める場合もあって,それなりに考えて答えた挙句,否定から入られると,こっちの意見を聞く気が無いのではと思うのは当然であって,そのせいでこちらは会話のキャッチボールを積極的に行う気は無くなる.
「確かにそうだけれども」といったように,肯定から入れば投げかけられた側としての対応は変わると思うのに.

次に,先生の癖なのか,「ん?ん?」 というのが会話中によく入る.
こちらが話している途中に,「ん?ん?」 が入ると,聞こえてなかったのではと,再度話をすることになるが,これが先生の場合は頻繁に入る.
最近は,これが入っても聞き取れていることがわかってきたので,適当に流すことにしているが,会話中に何度も 「ん?ん?」 とされると,会話する気も失せる.

あれやこれやと愚痴ばっかりこぼしていますが,これから2ヶ月上手に付き合っていかなければならないので,少しずつ特徴を理解していって,こういうものなんだと自分に言い聞かせながら過ごしていきたいです.

2013年10月2日水曜日

冬到来!

今朝の気温は、

豊橋であれば、これは冬です。
昨日はまだもう少し気温は高かったと思いますが、急に冷え込みました。
昨日とほぼ変わらぬ服を着て外へ出た瞬間後悔しました。
ここまで寒くなると、ダウンとかマフラーとかして行った方がいいのかな?

これから訪れる本格的な冬が少し怖く感じます。

2013年10月1日火曜日

タイムリープ

充電切れから復帰した携帯の日付が,7月15日の21時になっている.

今は10月1日8時半である.

これくらい時間が戻ってくれたらいいのにな...

2013年9月30日月曜日

Oktoberfest 2戦目

先週土曜日も,オクトーバーフェストへ行ってきました.
10時半に待ち合わせで,テントへ向かったんですが,人気テントは既に長蛇の列・・・
今回は,30分ほど色んなテントを訪ねてみて,予約があるから1時間だけなら,というSpatenのテントで飲みました.
Spatenは人気が無いのだろうか?
人が少なめとは言え,この盛り上がり
まるごと焼かれる牛
一杯目のビールは先生からの奢り!で,食事は自分で払いました.
鳥の丸焼き半分でしたが,9.90ユーロと思っていたよりも安く,ボリュームもたっぷり,ビールにも合います.
ここのテントは,牛の丸焼きが有名だそうで,実際に丸焼きにされている牛から肉を剥ぎ取っているところも見れます.

しかし1時間というのは短いこと!
あっという間に追い出されました.

次は,会場内を歩きながら,アトラクションに勧められたので乗ってきました.
このぐるぐる回るやつ(4.50ユーロ)に,

ジェットコースター(8.50ユーロ)


結構高い(値段的な意)ですが,まぁまぁ楽しめます.
ここテレジエンヴィーゼには,ビールテントの他に,移動式の遊園地が設置されているということで知られていますが,移動式とは思えない規模と質があります.
毎年これらが撤去されるということを知らなければ,ここは遊園地やテーマパークだと勘違いするほど.
ただ,絶叫系はビールを飲んだ後に乗ると,一気に酔いが回るので,飲みすぎの場合は要注意.



その後は3ユーロ払って入れる,昔のオクトーバーフェストを再現したという区間へ行きました.
外にあるほど豪華なテントやアトラクションは無く,比較的質素,でも大きなテントがあり,音楽を奏でる機械や昔の自動車が展示されていたりと,少し違った雰囲気も楽しめます.
最初にオクトーバーフェストが開催されたのが1810年.その頃からこのようなお祭りが毎年開催されていて,今も多くの人が訪れるというのには驚きます.
古いところの一角

ここのテントは満席だったので,カフェで紅茶を頂きました.
なんとこれも4ユーロと少々ぼったくり気味の値段です.
カフェのテント,ビールはありません.
あるのは高めの飲みものにケーキだけ.

そんなこんなでお開きになった後も,会場内をうろついてみました.
そんな中で見つけたのがこれ.
ハンマーでガンってやると,何かがヒュ~と上がって行き,カーンってなるやつです.映画で力自慢の男たちが良くやっているあれです.
見ていると,いかにも屈強なオッサンでも,なかなか上まで上げれる人はいませんでした.
そんな中で,上まで上げて,音を鳴らした人はヒーローのように歓声を集めていました.

腕に書かれたるは「アリマ」の文字...
アリマって,惜しいわ.

なんやかんやでオクトーバーフェストも残すところ1週間を切りました.
これが終わると,この地に人が集まることもなく,建物も跡形もなく取り除かれて,ただの空き地になるのだなと思うと,今のうちに楽しんでおきたい気持ちもあります.が,問題はお金です.そこそこ掛かるので,そう頻繁には行けません.なんとかあと一回くらい行ける機会があればなと思います.





最後のおまけ

上下関係はバランス良く。

昨日今日と、某大学の先生方の相手をする機会があったんですが、もの凄くケチだなと思う場面が多々ありました。

まず一つに、駅に到着した先生と待ち合わせて、研究室まで案内するという役目を仰せつかったので、迎えに行き、研究室までスーツケースを持ってあげました。
そのあと、昼食がまだということだったので食堂へ行き、何も注文しないのは先生が気を遣うと思ったので、とりあえずコーヒーを注文しておきました。
食べ物の注文とかも代わりにやったので、ここは1ユーロのコーヒーくらい奢ってくれないかな?なんて期待をしていましたが、そんな素振りさえ見せず、結局自分で支払いしました。
まぁ、つい1時間前に会ったばかりの若造ですが、これでも色々親切をしたと思ってます。
もちろんその親切は、1ユーロのコーヒーを奢ってもらうためにやったわけではないんですが、1ユーロくらい出してもらいたかった。。。

そして次は、先程とは違う先生との話ですが、来週末にニュルンベルクのサッカーの試合を観戦しに行く話になりました。
いつものように軽いノリで「行きましょう!」と言った後に、チケットの値段を見て見ましたが、40ユーロ程度でした。
よくよく考えると、結構な値段でマズイななんて思いましたが後には引けないので行くしかありません。
とりあえず予約サイトとか見てみて、ベンチ裏の座席が44ユーロで、その反対側の座席は39ユーロで、5ユーロの違いであることがわかりました。
その時はチケットの買い方等よく分からなかったので、値段を調べただけで、先生から「じゃあ後よろしく」的な感じで調査を任されました。
きっと当日会場へ行く時も、僕が電車の予定を調べたり、ニュルンベルクの案内をしたりすることになるのでしょう。
そんな手間を考えたら、先生が少しばかり負担してくれるのが普通じゃないかと思っていますが、先生からの提案は、5ユーロ負担してあげるので、ベンチ裏の席にしましょうということ、のみ。
しかも、私が5ユーロも出してあげましょう。的なノリで言われたので、少し溜息ものでした。
次に話すことを含めて考えると、当日、昼食をレストランで食べることになってもきっと、多めに払ってくれる何てことは無いのでしょう。
どうしてもお金がなかったら、先生がレストランで食事している横で、羨ましそうに見つめるだけにしておきます。

そして3つ目、これは今日のオクトーバーフェストでのこと。上の2人の先生が揃って参加しました。
今日は、研究室の先生のご厚意で、先生は参加されていないのにも関わらず、1杯目のビールのお金は出してもらえることになっていました。
ビールは10ユーロするので、これは本当にありがたかった。
その時の食事は、当然自分で支払うことになるんですが、これも大体10ユーロで、物によっては15ユーロ以上も。
さらに飲みの後は、会場をウロウロしながら最終的にカフェに入って、4ユーロとかそこそこのコーヒーや紅茶を飲んで解散しました。
流石に食事を全部面倒見てくれとは思いませんが、一部か、もしくはカフェのお金ぐらい工面して欲しかった。
そう思うのは、今日はドイツ人の友人に完全に負んぶに抱っこだったから。
座席を探すのも、会場を案内してもらうのも全てやってもらいました。しかもとても丁寧に、気を遣ってもらいながら。
しかし先生方は全くそんなそぶりを見せず、会計の時になっても、「え?私はいくら?」みたいな感じで、自分の分しか払おうとしない。さらに、店員さんから言われた(正確には通訳された)料金をきっちり払うのに一生懸命で、チップも払っていなかった。
僕がもし、後輩と来たならば、とりあえずまとめて精算しておいて、後から適当に分配してお金を貰うとか、そういうことにするでしょう。

こんな風に思うのは、僕が今まで先生や先輩方からそういうことをしてもらって、後輩にもしてあげていたから。
下の人間は、上にいろいろ気を遣う必要がある上に、好き勝手はあまりできません。が、上の人からいろんな経験談や、時にはアドバイスももらえるのでいいわけです。
上の人間は、下の苦労のお陰で基本好きなことを話して、気を遣わずにも済んで、快適な時間を過ごせるわけです。
上の人間は、何も苦労することなんてなく、快適な時間を過ごせるのだから、多めに払って当たり前でしょう。
そりゃあ、歳も上がるほど上の方から受ける恩恵は減るでしょうが、それでも下のものに払って余りあるだけ貰っていると理解しています。

先生方は研究室で、学生からの信頼を集めることができているのか、気になります。
少なくとも僕は、今回の件では失望しました。
今度から何か頼まれても、つまらない内容なら断ることにします。
これがいい先生や先輩なら、多かれ少なかれ何か見返りがもらえるかもと期待して、なんでもハイハイと従うのですが。。。
これも多めにお金を払うことの恩恵ですね。
いろいろやらせるだけやらせて、何も与えないようなら誰も着いてこなくなるように思うんだけどなぁ。

これだけ長く書いて言えることは、今回の件を反面教師に、周りの人たちといい関係を築いていければなということです。

来週の試合観戦のことを考えるとかなり憂鬱だ。
より一層の節約を心掛けなくては。。。

2013年9月25日水曜日

Oktoberfest

昨夜,待望のオクトーバーフェストへ参戦してきました!


ドイツ人の教授が会場へ向かい際に「さあ,戦場へ行こう」と言うだけあって,電車を降りたところから人が溢れています.
こんなに人がいたのかと思うほど.
東京に住んでいた人は,「なつかしい」と言っていたので,東京の通勤ラッシュを想像すると分かりやすいかもしれません.

とは言え,我々が戦場へ赴いたのは平日15:30頃.まだまだ少ない方です.
これが5時を過ぎるとまともに歩けない程度に,それこそ戦場へと変貌を遂げるそうです.

地下鉄の駅から出ると,そこはまるでテーマパークのよう.
ディズニーランドやどこかしらの遊園地のような光景が広がっています.
まだ建設が始まって間もないころに訪れた人は,その光景が信じられないと言っていました.

今回入ったテントは Fischer-Vroni というマイナーなところ.
とてもおいしい魚料理が食べれます.
到着したころは,人もまばらで,空いたテーブルもしばしば見られました.
ちょうど席を立つ人も多かったと思います.
時間が経つにつれ,テーブルはどんどん埋まっていっていたので,やはりこの時間がテーブルを確保するにはベストだと思います.


しかしこのテントには,若者が少なかった!
周りを見渡すと,おじさんおばさんばかり.
このテントは,少し静かに飲みたい人たちが集まるようで,若い衆はアウグスティーナやパウラナーへ行くそうです.
試しにパウラナーへ入ってみましたが,みな椅子の上に立って,騒ぎながら飲んでいました.

パウラナーのテント

レーベンブロイのテント

ビール1杯 しぇんえん(10ユーロ) くらいで,料理も普通のレストランの1.5倍くらいします.
それでも多くの人が毎年集まって,ここでお金を落としていくのだから,経済効果は凄まじいでしょうね.
またこれが,毎年テントを建て替えられる理由でもあるそうです.
先週末だけで,100万人が来て,100万リットルのビールを飲んだそうです.
100万人がチップを払ったのであれば,ウェイターさんもかなり儲けられます.ウハウハですね.

高いには高いですが,テントでビールや食事を楽しむのがすべてではありません.
お金が無くても,会場内を歩くのはタダです.
屋台で食べ物を売っていたりもするので,何かつまみながら歩いたりもできます.
仮設のものとは思えないビールテントやアトラクションは一見の価値ありです.

年に一度の大きなお祭りであるが故の独特の雰囲気はなかなか味わえるものではなく,また行ってみたいと思わされました.

機会があれば,再度戦場へ足を運びたいと思います.

観覧車は7ユーロ.高い...


2013年9月24日火曜日

Oktoberfest parade

日曜日には,オクトーバーフェストのパレードがあったので行ってきました.


これは,オクトーバーフェストの始まった週末に毎回開催されるようで,60の地域の人びとが,それぞれの伝統衣装を着て,マーチングバンドと共に街の中心部を練り歩くというものでした.

パレードは,2部構成になっていて,最初は協賛企業のパレード,少し休みを挟んで後半が,50の地域の伝統衣装のパレードです.
いざカメラを持って出掛けたわけですが,生憎カメラは協賛企業のパレードで力尽きてしまったため,写真はほとんどありません.

後半のパレードは,メインイベントだけあって,各地域の衣装の違いも楽しめて,また馬車等も工夫を凝らしたものが多くて,とても楽しめました.
しかしなんとまぁ,どこの地域も可愛らしい衣装だこと.写真が無いのが悔やまれます.
カメラの無い僕は,行進する人たちにひたすら手を振って,振り返してもらうということを楽しんでいました.


以下に序盤の写真でも貼っておこうと思います.

こちらは自転車を漕ぐ紳士たち.
長距離運転ご苦労様です.

 このようにマーチングバンドが演奏しながら行進していきます.
 馬車に乗った人たちはきっと偉い人たちなんでしょう.

 BMWの行進には車が登場します.
彼らはかなり楽でしょうね.
これはAudi
これはこれでかわいくていい!

2013年9月23日月曜日

パツキン

研究室の教授と,オクトーバーフェストに金髪にして参加すると,互いに約束して以来,ようやくこの日が来ました.

明日に参加予定なので,先週末,金髪にトライしました.
一人では不安だったので,かつては金髪だったという後輩に手伝ってもらいました.

 まずは,日本で言うドラッグストアで,染めるやつを調達.
色々あって迷いましたが,写真のSYOSSのやつにしました.
理由は,シャンプーもSYOSSだし,値段も4ユーロほどで安く,且つパッケージが気に入ったから.

脱色の?強さが何段階かあって,13が最強で,11,10と下がっていくのですが,今回はビビッて9-5番にしました.

目指すはパッケージ写真のような金髪です.

家に帰って,さっそく染めの作業に入ります.
今回のやつは,左のチューブを,右のボトルに入れて,シャカシャカしてから髪に塗りたくるやつでした.
塗ってもらってみてわかったのが,後輩が手伝ってくれたのですごく助かりましたが,一人では後ろとか,細かい場所まで塗るのはとても大変だということ.
うまく塗れなくてはムラが出てしまうということだったので,本当に助かりました.

全体をムラなく塗り終えた後は,ラップを頭に巻いて,ドライヤーで温めます.
これは,ラップで巻くことで,液体が乾燥するのを防ぎ,長時間液体の効果を保持する役目があるそうです.
そのままではすぐに乾いていしまって,カチカチになり,あまり高い効果が期待できないそうです.
そしてドライヤーは,温めることで,色の定着効果を高めることができるとのことです.

うん,一人では何もできなかった.


説明書には,30-40分放置,と書いていましたが,今回はたっぷり1時間半ほど待ってみました.
黒髪へ使った場合にどうなるか,最悪は少し茶色くなった程度でもいいや,なんて思っていましたが,終わって頭を流した後に鏡を見てみてびっくり,意外と明るい色になっていました.
今まで染めたことなんてなかったので,鏡の中の自分に少しびっくり.
そして,なんだか自然に笑みがこぼれてきました.
髪も明るくなって,性格も明るくなればいいなぁなんて思いました.




今日は研究室へ来ていますが,まだ誰にも会っていません.
この髪で会ったときになんと言われるか,楽しみです.
好評であればいいんですが...