ドイツ人の友人で,日本のことをとても良く知っている人がいる.
いつも僕に親切にしてくれるので助かっています.
そんな彼は,先月僕が日本に一時帰国した時に日本で開催されていた学会にも参加していて,約10年ぶりに日本に来たそうでうが,東京での英語対応にすごく驚いたそうです.
日本人からすると,日本でどの程度英語が通用するかなんて知ることはできないので,とても興味深く話を聞きました.
例えば駅の案内板.
昔は英語の表記が無いところもあったそうですが,今はどこに行っても日本語と英語が書かれているそうです.
確かに,電車に乗っていても,案内表示のディスプレイに英語が表記されているのも見ることができます.
友人は,「オカチマチ~」「アキハバラ~」とおちゃめに言っていました.
あと実は,僕が日本人だからか,IC乗車券を使用するから気付かなかったのかもしれませんが,電車のチケットにも英語が印刷されているようです.
ここで一つ気になったのは,駅の係員の英語対応について.
案内表示や切符は英語に対応していても,何かトラブルがあったときに英語で対応してもらえなければあまり意味のないもの.
これに関しては,人によってもちろん違うものの,ほとんどの人はある程度の対応はできる(してくれる)そうで,日本に来たときにはとても流暢に英語を喋る係員がいて,その人に助けてもらえたそうです.
なんだかんだで英語の重要性が世の中で叫ばれてきて,教育プログラムの改善もあったおかげか,日本人の英語能力は改善されてきているんですね.
東京オリンピックに関して,日本人の英語力改善は必須だという記事を見たことがありましたが,そういう活動も活性化して行けば,もっともっと改善されていくような気がします.
ところで,彼らが日本に滞在していた時に,小学生の集団に英語で絡まれたそうです.
小学校で英語を習っていて,実際に使う機会が欲しいと,話しかけてきたそうです.
何と積極的な,勉強熱心な子たちだ!!
友人もそんな彼らにとって,英語で話すことは重要だと,積極的に相手をしてあげたそうです.
日本って,気付かないうちに変わっていたんですね.
自分も小学生の子たちに負けないように頑張ろう.
あ,ただし,彼が四国に行ったときは,日本語以外何もなくて途方に暮れたそうです.
一歩都市圏を出るとそうなってしまうのも問題だと思うので,そう言った所も改善されていけばいいですね.
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