ドイツ人の教授が会場へ向かい際に「さあ,戦場へ行こう」と言うだけあって,電車を降りたところから人が溢れています.
こんなに人がいたのかと思うほど.
東京に住んでいた人は,「なつかしい」と言っていたので,東京の通勤ラッシュを想像すると分かりやすいかもしれません.
とは言え,我々が戦場へ赴いたのは平日15:30頃.まだまだ少ない方です.
これが5時を過ぎるとまともに歩けない程度に,それこそ戦場へと変貌を遂げるそうです.
地下鉄の駅から出ると,そこはまるでテーマパークのよう.
ディズニーランドやどこかしらの遊園地のような光景が広がっています.
まだ建設が始まって間もないころに訪れた人は,その光景が信じられないと言っていました.
今回入ったテントは Fischer-Vroni というマイナーなところ.
とてもおいしい魚料理が食べれます.
到着したころは,人もまばらで,空いたテーブルもしばしば見られました.
ちょうど席を立つ人も多かったと思います.
時間が経つにつれ,テーブルはどんどん埋まっていっていたので,やはりこの時間がテーブルを確保するにはベストだと思います.
しかしこのテントには,若者が少なかった!
周りを見渡すと,おじさんおばさんばかり.
このテントは,少し静かに飲みたい人たちが集まるようで,若い衆はアウグスティーナやパウラナーへ行くそうです.
試しにパウラナーへ入ってみましたが,みな椅子の上に立って,騒ぎながら飲んでいました.
パウラナーのテント
レーベンブロイのテント
それでも多くの人が毎年集まって,ここでお金を落としていくのだから,経済効果は凄まじいでしょうね.
またこれが,毎年テントを建て替えられる理由でもあるそうです.
先週末だけで,100万人が来て,100万リットルのビールを飲んだそうです.
100万人がチップを払ったのであれば,ウェイターさんもかなり儲けられます.ウハウハですね.
高いには高いですが,テントでビールや食事を楽しむのがすべてではありません.
お金が無くても,会場内を歩くのはタダです.
屋台で食べ物を売っていたりもするので,何かつまみながら歩いたりもできます.
仮設のものとは思えないビールテントやアトラクションは一見の価値ありです.
年に一度の大きなお祭りであるが故の独特の雰囲気はなかなか味わえるものではなく,また行ってみたいと思わされました.
機会があれば,再度戦場へ足を運びたいと思います.
観覧車は7ユーロ.高い...
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