2013年7月26日金曜日

実情

今日研究室の人と,Ph.Dの取得について話しました.

ここの研究室では,Ph.Dをとるのに一般的に5~6年を要するそうです.
ほとんどの人は,研究室から雇われて,つまり,給料をもらいながら研究をしています.
必ずしも全員がPh.Dを取れるわけではなく,進捗等によっては途中で解雇されることもあるそうです.

その判断がされるのが大体4年目なんだそうで,その時期を目処に,学会参加や論文投稿などの業績を上げていかなければならないそうです.

日本では学費を払いながら博士号を取得するので,ほとんどの先生は,学生にPh.Dを取らせようと,必死にサポートしてくれます.
場合によっては,ハードルもかなり低くなる場合もあります.

今までは,お金をもらえてPh.D取得できるなんて良いなと,呑気に思っていましたが,こういった実情を聞くと,日本の大学でPh.Dを取得することの方がよっぽど甘っちょろいことなんだろうなと思いました.

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