2013年7月17日水曜日

ナイトハイキング

ドイツ人は本当にアウトドアが好き.

先週の日曜日に,数人でハイキングに行くと言って誘われたんですが,生憎普段履くスニーカーと,ジョギングシューズしか持っておらず断念しました.
サラミ
かと思えば中1日で昨日,ナイトハイキングに行くというので,ジョギングシューズを携えて参加してきました.

目的は,山頂から綺麗な日の入りを見るというもの.
まだまだ明るい5時半ごろ大学を出発し,途中渋滞に巻き込まれながらも2時間弱で目的地へ到着.

今日のハイキングは軽い方だと聞いていたんですが,最初から結構きつい道のりを,ズイズイ進んでいきます.
足を滑らせたら完全にアウトな場所も多々ありました.

なんやかんやで,無事に山頂付近に到着しますが,そこからが大変.
ハイキングコースはきちんと整備されているようで,道のりと時間,それに難易度を示す看板が途中に立っています.
日の入りまであまり時間も無いので,我々は一番難易度の高い,ブラックコースへ進むことになりました.

そこには道と言う道はなく,岩場をガシガシと登って行く道でした.
足を滑らせたらそのまま転落-->死亡もおかしくないような道.

それでも何とか,1時間半程度で,日の入りの予定時刻前には山頂に到着し,太陽が沈みゆく様子を絶景とともに楽しみます.
それとともに山頂で軽い食事をとりました.
事前に食べるものを持ってきてねと言われ,何を持っていけばいいか分からなかったので,僕は適当にバナナとリンゴを持っていきました.
ただ,ハードな運動直後は特に食欲がわかず,もう一つ持ってきていたチョコバーを頬張りました.


皆は合わせたように,サラミ的なものと,パンを持ってきていました.
なるほどサラミは保存用の食品で乾燥食品だし,山に持っていくのに丁度いいんだな.
今度からハイキングへ行くときは,サラミとパン,それに,1リットルの水です.

日も沈み,少しずつ暗くなってきたところで下山開始です.
もちろん,登ってきたところから下りていくわけですが,下りるのは登るのより遥かに難しい!!
登るときは,手足を掛ける場所を簡単に把握できますが,下りる時はどこにそれを取ればいいのか全く分からない.
少しパニックになりましたが,友人のとても適切なガイドによってどうにか滑り落ちることなく戻って来れました.

途中から,ほとんど真っ暗になりましたが,さすがは熟練者たち.
ヘッドライトをきちんと持ってきています.しかも2個
一つを借りて,足元を確認しながら歩を進めていきますが,これが無かったらきっと,滑落-->遭難だったでしょう.

今回は皆のおかげで,最高の景色を楽しむことができ,かつ無事に帰ってくることができました.
丁度いい運動にもなって,ハイキング,好きになりました.




今回は,「まるで大学へ行くように山を登る」というコンセプトのもと挑戦しましたが,山に入って10分ほどでこの愚かさに気付かされました.
いつものジーパンに,ジョギングシューズではさすがにキツイ!!

ハイキング用シューズの購入が急務です.



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